
瀬戸内市の長瀬石油は、岡山県内外で7店舗のガソリンスタンドを運営するほか、車検、整備、自動車販売など、カーライフのサポート事業を展開しています。10月、岡山市にインドアゴルフ練習場とマシンピラティスのスタジオを併設したPALGIO(パルジオ)をオープンするなど、スポーツ・フィットネス事業にも取り組んでいます。また、地元の女子硬式野球チーム「瀬戸内ブルーシャインズ」を支援し、地域社会の活性化に貢献しています。
―― こちら10月にオープンするPALGIOという施設なんですよね。
長瀬一成(代表取締役社長):はい。インドアのゴルフ練習場では県内最大級ということで、8打席作っております。
―― これは全英オープンで使っているコースですよね。
長瀬社長:そうですね。セントアンドリュースのオールドコースが映っています。
―― こういう世界の名門コースの映像を見ながら練習ができるということですか。
長瀬社長:そうですね。ラウンドしながら、実践的な練習もできるようになっています。
―― では、1打目のつもりで打って、次、また次と。
長瀬社長:今度はクラブを変えて、また2打、3打と打っていくということですね。
―― スポーツとかフィットネスの事業を始められたのはなぜなんでしょうか。
長瀬社長:私の父親が50歳ぐらいからゴルフを始めたと思うのですが、瀬戸内市から東の方にはあまり良い練習場がなかったものですから、これは地域の人に喜んでもらおうということで作ったようです。
―― パルグリーンゴルフクラブでは、全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手も練習されていたんですよね。
長瀬社長:そうですね。
―― そういう未来に向けて頑張っている若い人も、今も練習場にはたくさん来られているんですかね。
長瀬社長:小学生、中学生の子たちがプロになって活躍することを夢見て、練習してくれています。
―― 新しく農業を始めたそうですね。
長瀬社長:はい。3年ほど前から稲作を始めました。
―― 実際に始めてみていかがですか。
長瀬社長:思ったより大変です。暑いときに社員たちが一生懸命やってくれています。
―― どうでしたか、収穫してみて。
長瀬社長:食べてみて、やっぱり自分たちで作った米はおいしいなと思いました。
―― 長瀬石油では地域のスポーツにもいろいろと貢献しているんですね。
長瀬社長:「瀬戸内ブルーシャインズ」というチームがあるのですが、2026年からそのチームの選手3名に働いていただいています。
―― チームが立ち上がったのは4年ぐらい前ですが、その時から社員の方はいた?
長瀬社長:最初は1人でした。
―― 2026年に3人目が入ったということですが、周りの雰囲気はどうですか。
長瀬社長:とにかく元気をみんなに与えてくれますし、実際、仕事でもすごく貢献してくれているので、ありがたいです。
―― 今後のお仕事でのビジョンを教えてください。
長瀬社長:2026年から長瀬石油では「未来会議」という会議を立ち上げました。社員が自分たちの会社を自分たちでつくるというものです。それと、うちの会社のキャッチフレーズとして「夢中最高」というのがあるんですけれども、自分が夢中になれることが仕事になったら一番自分を伸ばせる糧になると思うんです。そういったことを目的として立ち上げました。
―― それでは、長瀬社長流、元気な会社を作るコツとは。
長瀬社長:「伸」という一文字を挙げさせていただきました。社員一人ひとりには、すごい伸びしろがあると思うんです。自分の能力を制限せずに、どんどんどこまでも伸びていく。そういうところを目指して仕事に生かしていただきたい。そうすれば会社も自然にどんどん伸びていく、そういったところを目指したいと思います。
自由人、会社人-トップの横顔-
2026年10月3日・10月10日放送
聞き手:本庄 里恵子