
農林中央金庫は農業協同組合や漁業協同組合、森林組合などの協同組織を会員とする金融機関です。会員からの預金や市場から調達した資金を農林水産業者や関連企業などに貸し出しするほか、効率的に運用し、会員への安定的な収益の還元に努めています。金融業務を通じて農林水産業の発展に貢献し、食の安定供給と地域社会の持続的な発展を目指します。
―― 安田さんは今年の4月に岡山支店の支店長になられたということですが、印象はいかがですか?
安田 雄幸(農林中央金庫 岡山支店長):赴任して周りを見ると、都会だなと思います。
―― 都会ですか?
安田 支店長:都会です。とてもいいところだなと思います。
―― 今は楽しく仕事をされていますか?
安田 支店長:そうですね。仕事半分、遊び半分です(笑)。
―― 改めて、農林中央金庫はどういった金融機関なのか教えてください。
安田 支店長:農林中央金庫自体は、一般の方が使う金融機関ではないので、一般的にはあまり知られていませんが、農協や漁協と一緒に「JAバンク」や「マリンバンク」の事業を営んでいますので、そちらから見たら結構有名ではないかと思っています。
―― 森林組合なども会員ですね。
安田 支店長:はい、そうです。
―― ということは、日本の一次産業を支えているわけですね。
安田 支店長:もともと農林中央金庫の設立目的が、金融を通じて一次産業の発展に貢献することと決まっていますので、一次産業の方々と一緒に日本を盛り上げていくのが我々の使命かなというふうに思っています。
――農林中央金庫の会員数はどれくらいですか。
農協が約490、漁協が約70、森林組合が約600組合かと思います。
―― 全国にたくさんいらっしゃるんですね。強みというと、どんなところですか?
安田支店長:やはり一次産業である農業や漁業という、本当に国の大事なところが基盤になっていますので、その基盤がしっかりしているというところが農林中央金庫の強みではないかと思っています。
―― 岡山支店で実際に取り組んでいることを教えてください。
安田 支店長:ビジネスマッチングであったり、農業法人や農家へのコンサルティングといったことにも今、注力しています。
―― 具体的に何かありますか?
安田 支店長:例えばビジネスマッチングですと、岡山県内の森林組合が発行したカーボンクレジットを、同じ岡山県内の工場に販売したのですが、その間を私たちが取り持ったというようなこともやっています。
―― 本当に今まで関わりのなかった業種との繋がりができたりするわけですね。
安田 支店長:はい。
―― 他にも化粧品などのビジネスマッチングもあるそうですね。
安田 支店長:岡山の有名なブドウなのですが、ワインを造る過程で、絞った後の皮は今まで廃棄していましたが、実はここから香料を取り出して化粧品の原材料にするという流れを連携して作っており、そこのいろいろな企業を結びつけるということを一緒にやらせていただきました。新しい価値を生み出す、そんな取り組みをご支援させてもらっています。
―― それでは安田支店長流、元気な会社を作るコツとは?
安田 支店長:「喜(よろこび)」です。私自身が人をびっくりさせたり喜ばせたりするのが好きというのもありますが、お取引先だけでなく、我々従業員もみんなを笑顔にしたいなというのが、私のマネジメントをする上で一番大事にしていることです。
―― (イラストは)踊っているんですかね?
安田 支店長:普段あまり踊ってはいないんですけど、踊らされているんですけど(笑)。
自由人、会社人-トップの横顔
2026年9月5日・9月12日放送
聞き手:本庄 里恵子