
オキオリーブカフェ
高松市西植田町の小高い丘の上に広がるオリーブ園、「オキオリーブ」。約1500本の木を植えた広大な園内の一角にリニューアルオープンした「オキオリーブカフェ」。以前は屋根もない青空レストランだったそうですが、今はアートな空間に。オリーブ畑が一望できるテラス席では解放感が味わえます。

デザートやドリンクを中心にしたメニューがゆったりと楽しめる店内。オーストラリア人のジムさんが作ってくれたパブロバ、「ジムロバ」(800円)は、イタリアンメレンゲに、カスタードソースをかけたシンプルな一皿ですが、口に入れた瞬間に感じられるふわふわサクサク感はまさに初体験の「天使のくちどけ」。メレンゲとカスタードクリームの甘さがあるところに、イチゴがいい仕事をしてくれています。
シンプルだから、素材の力が全部伝わる。店主も「シンプル、でもおいしい」と語ります。


「季節のフレッシュジュース」(500円)も見逃せません。その日に園内の木から収穫した甘夏を、そのままジュースに。砂糖も何も加えない、果汁だけの一杯です。「そのまんまのおいしさ」には何も敵いません。
さらに、オリーブの葉を煮出したお茶と、園内の梅で毎年仕込む梅シロップを合わせた「オリーブプラムティー」(500円)も。ほんのりとした苦みと甘さが絶妙なバランスで、さっぱりとした爽快感を味わえます。
カフェとして楽しむだけではなく演奏会やコンサート、結婚式まで開かれるというオキオリーブ。「こんなふうにしたいというのがあれば何でも言ってみてください。大概大丈夫です」という店主の言葉には、頼もしさと懐の深さが滲みます。

オリーブ畑でのキャンプも可能で、今後はカフェの屋根の上にもオリーブの木を植えて、景色を眺めながら食事ができるようにする計画も進んでいるそうです。まだまだやることだらけ——そのエネルギーが、このオリーブ園の一番の魅力かもしれません。
(2026年6月4日放送「ヒルペコ」より)