
さぬきうどん溜(たまり)2号店
香川県さぬき市の長尾寺、その境内の中に山内麻由さんが2025年末にオープンしたうどん店、さぬきうどん溜(たまり)2号店。香川県民なら思わずニヤリとしてしまうメニューが話題です。木をふんだんに使った店内は温かみにあふれ、窓の外には迫力満点の長尾寺がどーんと広がります。



看板メニューは、その名もずばり「力もちうどん」(800円)。香川県のお正月の定番、あん餅雑煮からヒントを得て、うどんとあん餅を組み合わせた一杯です。
だしは昆布・カツオ・ウルメ・サバなど複数の素材を使い、さっぱりと上品な味わいに仕上げています。
そこに地元のお菓子屋さんから仕入れたあん餅。ほんのりとした塩味が、だしとすごくいいバランスです。
ふわとろのあん餅と澄んだだしの組み合わせは、食べてみるまでなかなか想像しにくいかもしれませんが、口に入れた瞬間に納得できるおいしさです。
このメニューには、深い地元愛が込められています。かつて長尾寺ではにぎわいのある「力餅運搬競技」が開催されていましたが、コロナ禍以降は途絶えてしまいました。
「寂しいなと感じていたのと、香川県の文化をうどん屋を通して出したいなと思って、こういったメニューに至りました」と山内さんは語ります。お客さんからも「力餅大会、もう1回やりたいよね」という声が届くようになったそうです。




肉うどんの肉で牛丼を作ってほしい――そんな、お客さんからのひと言がきっかけで誕生した牛丼(並 600円)は、ぶっかけだしをベースに玉ねぎを加えた、上品で食べやすい味わい。使うお米は香川県産のコシヒカリで、牛肉とよく絡みます。
並盛でも一般的なお店の大盛り級のボリュームがあります!
このほか、コーヒーも提供しており、食後にゆったりと長尾寺の境内を眺めながら一杯楽しむのもおすすめです。
(2026年8月27日放送「ヒルペコ」より)