
岡山市のバス事業者が新たな路線の認可を国に求めているのに対し、市は「不要」とする意見を改めて国に提出することになりました。
25日、路線バスを運行する事業者や岡山市の大森市長らが集まって開かれた協議会です。
2025年10月、宇野自動車は、JR岡山駅と岡山大学付属小・中学校など中区の東山地区を結ぶ新規バス路線を国に認可申請しました。
しかし、この区間の一部では既存の路面電車や路線バスが走っているなどとして、市は2026年2月、国に「不要」との意見を出し、国は市に補足意見を求めていました。
市は25日の協議会で、「既存路線の赤字が拡大する」などとして、改めて新規路線は「不要」との考えを示しました。
一方、宇野自動車は撮影した映像を示し、児童や生徒の通学時に混雑が起きているとして「必要」と訴えました。
他の事業者は概ね市に賛成し、「不要」とする追加意見書を国に出すことを了承しました。
(宇野自動車/宇野泰正 社長)
「協調も必要でしょうけど、利用者があっての我々経営。あくまで岡山市の意見書ですから、国がどう判断するか」
(岡山市/大森雅夫 市長)
「我々として一番望んでいるのは、公共交通の維持であり発展。他の会社のマイナスが大きくなるとその維持に問題が出てくるので、新規路線は見合わせていただきたい」