
高松市中央卸売市場のうみまち商店街で、60年以上営業を続ける食堂「おけいちゃん」。毎朝6時から提供する朝食は、市場関係者や地元客に大人気です。新鮮な魚介を使った天ぷらや刺身、煮付けが評判ですが……。



こちらでは3日から4日に一度、肉料理が登場します。店主・原本正人さんいわく、市場の常連さんが飽きないように提供しているそうで、伺った時にいただいたのはヒレカツ(500円)。驚くほどの柔らかさで、地元メーカーのソースをベースにケチャップなどを加えたオリジナルのソースをたっぷりかけてほおばるとご飯がどんどん進みます。
ごはんは中(170円)、大(200円)とサイズが選べ、「大」になると茶わんにこんもりと……「マンガ盛りになる」と女将の原本未希子さんは言います。
もちろん、旬の魚料理も外せません。「かつおのたたき」(700円)は、高知出身の店主・正人さんが「自分が食べておいしくなかったら出さない」と並々ならぬこだわりをもつ逸品。自家製の甘めのタレがカツオの風味を際立たせ、表面の香ばしい香りも格別だ。
「みそ汁」(150円)には、うみまち商店街内の「矢野商店」から毎日仕入れる魚のすり身を使用。白みそベースの優しい味わいが広がって――みそ汁から始まる朝は最高です。
店主たちは毎朝3時に起きて魚をさばき、小鉢を作って朝6時の開店に備えます。お客さんの1日の力になると思うと「やめられんよな。もう頑張るしかない」と未希子さん。愛情あふれるその言葉から、長年続いてきた理由が伺えます。
(2026年7月2日放送 「ヒルペコ」より)

