
石焼そば 孔明
岡山市北区津島本町にある「石焼そば孔明」。店名は三国志の軍師・諸葛孔明の大ファンである店主の長藤さんが命名しました。「兵士も腹いっぱい食べなければ力が出ない。それを一番よく分かっていたのが孔明」という思いが、この店のすべての料理に込められています。



一番人気は、熱々の「石焼あんかけそば」(850円)。豚バラ・イカ・エビ・ホタテと、地元の新鮮野菜のうまみたっぷりのあんかけが、石焼きの黒い器の上でグツグツと煮立っています。
麺のこだわりも半端ではありません。生麺を蒸し器で10分蒸したあと、一度お湯にくぐらせ、水で冷やして締める――この工程でしっかりとしたコシを生み出し、焼いても歯ごたえが残る麺に仕上げています。
注目は、本格四川の「陳麻婆豆腐(チンマーボードウフ)」(800円)です。四川産の豆板醤を2種類(ピーシェンと通常タイプ)使用し、たっぷりの油でよく炒めることで、コクと香りを引き出します。
四川から取り寄せた花椒(ホアジャオ)は、カラカラに乾燥したものを空の鍋で煙が出るほど煽って香りを引き立て、粉状にして仕上げに使います。その香りについて店主は「例えようがない。うちで食べてみないと分からないんですよね」と語ります。
しびれの「麻(マー)」と辛さの「辣(ラー)」、その絶妙なバランスをぜひ店で体験してみてください。


(2026年6月4日放送「ヒルペコ」より)