地域経済

ワクワクする気持ちを大切に、「社員が自慢できる会社」を目指す――ヒューマンアイズ・赤澤英紀 社長

● 高松市 2026/8/18(火)19:20
ワクワクする気持ちを大切に、「社員が自慢できる会社」を目指す――ヒューマンアイズ・赤澤英紀 社長
ヒューマンアイズ・赤澤英紀代表取締役社長

 高松市に本社を置くヒューマンアイズは、技能・エンジニア分野に特化した人材派遣事業を展開しています。迅速な社員の派遣と高い定着力が強みで、顧客の満足度調査では高い評価を得ています。「ひとと笑顔がタカラモノ」を経営理念に、社員が笑顔で働ける会社作りに取り組み、顧客利益の最大化を目指しています。

エンジニア・技能分野に特化した人材派遣事業

――ヒューマンアイズは人材派遣の事業ですけれども、その中で技能・エンジニア分野に特化しているんですね。

赤澤 英紀(代表取締役社長):今、国内で26拠点、約250社のお客様とお取り引きさせていただいているんですけれども、エンジニアと技能分野の人材派遣と、一部その業務委託という仕事をさせていただいています。

――どんな分野に人材を派遣されているのでしょうか。

赤澤社長:自動車もそうですけれども、半導体とか電子部品、あとは航空機関連、それから医薬や製薬、化学とかいろんな分野で取引させていただいています。

世界で活躍するフィールドエンジニアの育成

――その中で今注目されているのが、半導体だそうですね。

赤澤社長:そうですね。半導体を作る製造装置を、私どもの社員がエンドユーザーの最新のハブ工場に出張で飛んで設置してくるという、これはスタートアップ事業というんですけれども、すごく力を入れて活動しています。

――工場ができる時にその機械などを入れるところを、社員さんが行ってやるんですね。

赤澤社長:そうです。アメリカに行ったりヨーロッパに行ったり、アジア圏、当然国内もそうですけれども、2カ月、3カ月といった長期プランで仕事を終えて帰ってくるという形です。

未経験者をプロに育てる独自の研修制度

――フィールドエンジニアを採用するには、どうしているのですか。

赤澤社長:横浜と大阪に、フィールドエンジニアを育成する研修センターを作っていまして、未経験の新人を採用して約半年間、座学と資格取得、実地研修をやりながら育成しているという流れになります。

――詳しくなく、勉強してなかった人でもなれることがあるのですか。

赤澤社長:元々接客をやってたとか、料理人をしていましたという人でも、やる気さえあればフィールドエンジニアといった技術職につけます。

2600人超の社員を支える組織作りと評価制度

――今ヒューマンアイズは2600人を超える社員がいるということですけれども、組織作りで取り組んでいることはどんなことがありますか。

赤澤社長:まず社員一人ひとりが孤立しないように、組織編成と情報の発信というものをできるだけまめに行っています。あとは社内的な活動なんですけれども、表彰制度を設けており、月に30人を表彰するというのを毎月やっています。それと半期に1回、全社員を集めてのアワードという、これも表彰ですが、そういった活動をしています。

――これはどういう賞の内容になるのですか。

赤澤社長:これは業績を達成したとか、そういったものではなくて、誰かを支えたとか、そういったものを全体的に見て、上司や部下が評価するといったものです。いろんなカテゴリーがあります。

社員と共に作る「自慢できる会社」

――今後はどんな風にビジョンを考えていらっしゃいますか。

赤澤社長:今期から、会社の中で「アワープラウドカンパニー」という経営ビジョンを立ち上げまして、「自慢できる会社を作っていこう」ということを社員と一緒になって活動しています。今年からは一般社員による「プラウド委員会」というものを複数チーム立ち上げて、その社員たちから「こういったことができれば自分たちは会社が自慢できる」というのを、いわゆる経営提案を3カ月に1回出していただき、そこをしっかり役員と一緒になって作り上げていくという、3年プランでこの「プラウドカンパニー」を作り上げるという、そういった取り組みをちょっと力を入れてやっていきたいなと思っています。

元気な会社を作るコツは「Waku Waku」

――赤澤社長流、元気な会社を作るコツとは。

赤澤 社長:はい。「Waku Waku」です。会社のことも仕事のことでもそうなんですけども、このワクワクした気持ちがないと、誰の笑顔も元気も生まれないと思っていますので、この言葉を大切にしています。

自由人、会社人-トップの横顔-
2026年7月25日・8月1日放送
聞き手:本庄 里恵子