
株式会社レクザムはエレクトロニクス技術を核に、電子機器や精密機器、医療機器、スキー用品、地ビールなど、時代のニーズに合わせ、多様な製品を生み出す「開発好奇心集団」です。中国など海外拠点も多く、最近ではインドに工場を建設するなど、さらなる受注の拡大を目指しています。
副社長・住田博幸さんに、会社の強みから、医療機器の最前線、そして趣味まで、じっくりと語っていただきました。
―― 創業から66年ということですが、会社の強みはどんなところにあると思いますか?
住田博幸(取締役副社長 生産本部長):非常に商品の範囲が広くて。電子事業が全体の80%の売上ではございますけれども、それ以外にもさぬきビールとかスキーブーツとか、それから自動車用の板金加工製品とか、いろいろ幅広く作らせていただいております。
―― その中でも、医療機器などが主になるのですか?
住田副社長:売り上げから言えば、やはりエアコンであったり、いろんな民生品、それから工業製品の制御装置が多いんですけれども、最近では特に電子医療機器に力を入れております。
―― 例えばどういった製品があるのか教えていただけますか?
住田副社長:元々いろいろやっているのは、眼科用の測定機ですね。例えば、近視・遠視・乱視だったり、眼圧計、それから角膜の細胞の形とか、角膜の厚さとか、いわゆる目の前の部分、前眼部を測定する機器をずっと手がけてまいりました。
住田副社長:ちょっと小さいんですけど、これ実はまだ製品化されたばかりなんですけど、これ脳波計なんですね。
―― 脳波はこんな小さいもので測れるんですか?
住田副社長:そうなんです、それがミソなんですね。テープを剥がしますと、これでもうすでに脳波を測っています。電波で、無線で飛ばしておりますんで。
―― 測る方にとっても患者さんにとっても楽ですね。
住田副社長:一晩中、寝ながらでも測れますんで。
―― 医療機器もどんどん進化しますし、それに合わせていろいろ開発されているわけですね。
住田副社長:はい。
―― お仕事も忙しいと思いますが、ご趣味があるそうですね。
住田副社長:若い頃は結構ゴルフをしてましたけど、最近はもうゴルフはほとんどしてなくて、どちらかといえば、家の裏にある畑で農作業をいたしております。
―― いろいろな野菜を作ったり?
住田副社長:野菜が中心ですけど、あと柑橘類の果樹。みかんとかイチジクとか、いろいろあります。
―― 何かこだわりがあるんですか?
住田副社長:20年ぐらい前からやり始めたんですけど、今は基本的に全て有機肥料で栽培いたしております。農業は土作りでございます。20年かけて、やっと気づきまして。
―― 何が楽しみですか?
住田副社長:やっぱり収穫できるのは楽しいですけど、同時に体力がつくというですね。いろいろな筋肉をいろいろな方向に使いますんで、立ったりしゃがんだり、耕運機を押したり、体の健康維持には役に立つと思いますね。
―― 最後に、元気な会社を作るコツを教えてください。
住田副社長:「明るく楽しく元気よく」でございます。笑顔で前向きに、嫌々ではなく、楽しむ気持ちでハキハキと活力を持って、仕事でも日常でも周りを気持ちよく明るく、自分も前向きに行動するという意味でございます。
自由人、会社人-トップの横顔-
2026年5月2日・5月9日放送
聞き手:本庄 里恵子